災害時こそ、折れない強い意志を。        滋賀県議会議員 ありむら国俊

2018年7月19日

明日、県議会で自民党県議団を代表して登壇します。

去る6月18日、大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震により、大津市においても最大震度5弱を観測し、

阪神淡路大震災以来の大きな地震が発生しました。

29日には、米原市において風速65mもの竜巻が発生し、家屋の損壊をはじめ甚大な被害をもたらしました。

7月上旬、西日本の大雨は観測史上最大量を記録し、未曽有の激甚災害となりました。

尊い命を失われた方々に深く哀悼の意を表します。また被災された方々に心から御見舞を申し上げます。

被災自治体が財政面で臆することなく、安心して災害復旧に取り組み、被災された方々が一日も早く安心して

生活を取り戻すことができるよう、国・県・市・町が全力を尽くさなければなりません。

昔も今も、防災・減災のための社会資本整備と災害時における対応が課題であり、本県においても

琵琶湖西岸断層帯による直下型地震、台風や集中豪雨による河川の氾濫・土砂災害の恐れも予想されます。

それ故、河川砂防事業、道路事業の社会資本整備は待ったなしの状況です。

県民のために尽力する滋賀県東近江土木事務所管内における今年度の主要な河川砂防事業(予備調査設計含む)は、日野川広域河川改修事業、長命寺川広域河川改修事業、祖父川河川改良事業、西の湖河川浄化事業、三明川河川改修事業、広谷川単独砂防事業、堂川通常砂防工事、長命寺川支流単独砂防事業、円山2地区急傾斜地崩壊対策事業、沖島2地区急傾斜地崩壊対策事業があります。

主要な道路事業(予備調査設計含む)は、安土バイパス、中部湖東幹線バイパス、岩倉バイパス、西庄歩道、若宮~東横関歩道、大房歩道、上豊浦歩道、岡山歩道、津田路肩拡幅、駕與丁歩道拡幅、鏡現道拡幅、山之上交差点改良、薬師歩道、鵜川橋梁修繕があります。

滋賀県が、社会資本整備を拡充させ県民の安全・安心度を限りなく100%に近づける努力を継続するためには、国・県・市・町の人の結集が不可欠です。人的ネットワークを駆使し、予算の確保を徹底しなければなりません。私もその急先鋒に立つ意欲で活動しています。

そして、万が一の災害時こそ、気持ちを奮い立たせ、士気を鼓舞し、折れない意志を持ちたいと思います。