史上初めて、欧米以外でのオリンピック開催が決まっていた、昭和15年東京オリンピックの開催権を日本政府が返上した後、敗戦の辛苦を乗り越え、夢と希望を掲げ復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持った、昭和39年東京オリンピックの年に私は生まれました。
56年後、日本最大のイベントは何と言っても、7月24日に開幕する2度目の東京オリンピック・パラリンピックです。
海外からたくさんの選手や観客が日本を訪れ、17日間の熱い戦いが繰り広げられます。
滋賀県ゆかりの選手の活躍もとても楽しみなところです。
オリンピック聖火リレーの滋賀県内ルートが発表されました。日時は5月28日。近江八幡市の日牟禮八幡宮~近江八幡市役所。竜王町の竜王中学校~苗村神社を聖火ランナーが走ります。
いよいよ始まる!という機運を心弾ませ感じる、またとないチャンスです。
続いて来年は、ワールドマスターズゲームズ関西が開催されます。4年後の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けては、滋賀県勢が天皇杯・皇后杯を獲得するための準備をさらに加速させます。5年後の日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、国・近畿府県・当該協会と戦略的に絡み連動して、滋賀県の露出度を上げるよう奔走したいと考えています。
今年は、NHKの連続テレビ小説「スカーレット」、大河ドラマの「麒麟がくる」の放送、WE LOVE 安土城復元のシンポジウム、全国知事会議の開催などを契機として、地域・地場産業の振興と文化財の活用に繋げ、滋賀を知って頂き滋賀にお越し頂く、絶好の機会となります。
暮らし安心⇒支えあい⇒子育て⇒学びの環境⇒活力と魅力⇒健康づくり⇒日本一の滋賀を創るチャンスの年として、県民の皆様と互いに知恵を出し合い、励まし合い、築いていく1年にしたいと思います。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。