この度、滋賀県の監査委員に就任致しました。
滋賀県行政に対するチェック機関の役割を十分に発揮し、最少の経費で最大の効果を挙げる観点に立ち、県民の福祉に資する行政サービスが法令に適合するよう、しっかり取り組みたいと思います。
監査の対象は、
滋賀県本庁(87機関)、滋賀県内地方機関(151機関)、財政的援助団体等(20団体)です。
監査の内容は、
財務監査・行政監査・例月現金出納検査・決算審査・健全化判断比率等の審査・基金運用状況の審査・今年度から内部統制評価報告書の審査・その他です。
さて、地方自治法の改正により、令和2年度4月から新しく内部統制制度が導入されました。これに先立ち昨年度は、県議会の行財政・働き方改革特別委員会に所属して、他府県よりも秀でた制度になるよう提案し、委員会で繰り返し審査を行い、本県の独自性ある制度に反映することができました。
併せて、ICT(情報通信技術)推進のため、監査の対象機関に提出を求める調書は、電子化する方向で調整が始まりました。
情報収集を積極的に行い、時間的な資源を経済性、効率性、有効性の視点へシフトし、審査の充実、監査の質の向上に繋げていきたいと思います。
今年度は、議員活動、監査委員、新型コロナウイルス感染症の諸対策で多事多忙となりますが、精一杯努め頑張りますので何卒宜しくお願い申し上げます。