平成２３年９月の県議会一般質問で、嘉田知事（当時）に質問を行いました。

「琵琶湖大橋から湖周道路を彦根方面へ進むと左手に岡山園地があります。草津市・守山市・野洲市などの湖岸は美しく整備されているのに、何であそこだけ景観が悪過ぎるのか？と苦情を受けているあの場所です。とても県民が憩えるような自然公園ではない非常に劣悪な状況です。県はどのように管理をしているのか伺います」。

以後、岡山園地の景観は県・市当局はじめ地元の皆様のご協力により徐々に改善していきました。

そして現在は、民間活力を生かして適正な利用を図るための整備や運営を導入する計画が進められています。

具体案として、岡山園地の利用推進につながる野営場（デイキャンプ等）、バーベキュー場、カフェ等の公園施設の整備、公園施設を活用した継続的なアクティビティ、イベント（マルシェ、ヨガ、テント設営教室、SUP体験、カヌー体験）等のアイデアを把握するため、マーケットサウンディング型調査（自然公園で初）を実施するものです。

１０月には、滋賀県庁の琵琶湖環境部自然環境保全課・土木交通部都市計画課、近江八幡市の都市整備部等の関係者にお声掛けさせて頂き、岡山園地のこれからについて現地視察を行い意思疎通を図ることができました。 まずは、岡山園地の活性化を地元ならではの関りで皆様と共に創りながら、琵琶湖を中心とした滋賀県全体が大きな公園であるかのように、すべての人が憩い子供たちが遊ぶ「水と緑と人でつながるしがの公園“THE シガパーク”」の実現を目指してまいります。