オーストリア × 琵琶湖
令和3年、オーストリア政府観光局が「琵琶湖とオーストリアの形は瓜二つ」という内容をSNSに投稿したことをきっかけに、滋賀県とオーストリアの交流が始まりました。
令和4年、オーストリア・ブルゲンラント州には、中央ヨーロッパ最大級の湖でラムサール条約の登録湿地である、ノイジードラー湖があること、湖周辺にサイクリングロードがあること、湖周辺で音楽祭が開催されることなど、滋賀県の特徴と類似していることから、滋賀県とブルゲンラント州の連携が開始されました。
令和5年、滋賀県とブルゲンラント州との間で覚書を締結し、文化、環境保護、経済・観光・ワインと地酒、公共交通、健康福祉の5分野において、交流や協力を進めることが決まりました。
令和6年、交流の一環として、互いのサイクリングロードに、それぞれの愛称を命名することになり、滋賀県は、西の湖や安土城周辺のルートを「ブルゲンラント・ロード」と命名し、ブルゲンラント州においては、ノイジードラー湖周辺のサイクリングロードに「滋賀」の文言を加えるなど相互交流が進みました。
そして、令和7年、来月7月25日には、ブルゲンラント州政府の代表団が近江八幡市に来幡され「ブルゲンラント・ロード」の命名および記念看板の除幕セレモニーが開催される運びとなりました。
ブルゲンラント州のノイジードラー湖は、水鳥が生息するヨシの群生地であり、ドイツ語で「ブルゲンラント州」とは「城の多い州」を意味することから、国際色あふれる新しい営みが、西の湖や安土城周辺にてこれから始まりますのでご期待ください。
(滋賀県庁担当部署:商工観光労働部観光振興局ビワイチ推進室・土木交通部道路保全課)