近江の城の価値を高める 滋賀県議会議員 ありむら国俊 

2026年9月9日

昔、近江には1300もの城が存在したことから、滋賀県議会では近江の城の価値を高めるため超党派の議員連盟を8月に立ち上げました。2年後に彦根城の世界文化遺産登録を確実なものとする活動をはじめ、地域の観光に資する施策も展開してまいります。

さて、国内外ともに戦国武将の人気ランキング第1位は織田信長公ですが、信長公の総決算といえる城は豪華絢爛な天守を持つ安土城です。室町幕府と異なる新しい権威の天下布武を近江の地から目指したのですから、滋賀県民にとってこれほど誇らしいことはありません。

一方、今週の大河ドラマ「豊臣兄弟!」でまさにタイムリーな大坂城ですが、私たちの知る巨大な石垣は豊臣時代のものではなく、実は徳川時代に築かれたものだそうです。徳川幕府により大量の盛り土で地中に埋められた石垣を観ることができる「豊臣石垣館」が昨年オープンしたので訪ねてみたいと思います。

ところで、約70年前に愛荘町出身の西武グループ創業者で衆議院議長だった堤康次郎さんが、安土城の復元を夢見て、安土山ロープウェーと天守復元の計画を打ち立てましたが国会で侃々諤々の末、文化庁の許可には至りませんでした。

その後、安土山ロープウェーの計画は、お隣の山、すなわち八幡山ロープウェーに変更され、今日も近江鉄道グループとして多くのお客様を八幡山頂へ安全に送り届けておられます。

併せて、現代を生きる私たちが、441年前の八幡山城の美しい石垣を臨むことができたのも「八幡山の景観を良くする会」はじめ関係者によるご尽力の賜物であることを皆様にご紹介申し上げます。

そして、いよいよ開催の安土城築城450年祭は「安土信長まつり協議会」にご期待頂ければ幸いです。

私は続けて、2029年の安土城完成450年祭、2032年の織田信長公450回忌、2035年の八幡山城築城450年祭、2038年の八幡山城完成450年祭、3年ごとの開催を県議会7月定例会議で知事に提案しました。

引き続き、近江の城の価値を高めるための機運醸成にお力添えを賜りますよう何卒お願い申し上げます。