一昨日、第26回参議院議員通常選挙、滋賀県知事選挙、滋賀県議会議員補欠選挙が投開票日を迎え結果が出ました。
選挙期間は、町長選/町議選が5日間、市長選/市議選が7日間、県議選が9日間、衆院選が12日間ですが、参院選・知事選は18日間もあり、候補者にとっても関係者も同様にとても長い選挙戦となりました。
私も、出陣式・政党ポスター貼り・駅立ち・辻立ち・個人演説会・弁士・動員のお願い・電話作戦・リーフレット配布・遊説・企業訪問・選挙本部事務所詰めなど、保守系議員や関係者の皆様と協力し合い活動しました。
今回の選挙戦でこれまでと様子が異なった点は、日本の安全保障について危機感を持たれる方が随分と多かったように感じたことです。
ロシアのウクライナ侵攻後、ドイツは国防費を国内総生産(GDP)比2%引き上げを決め、日本においては岸田総理が防衛力を5年以内に抜本的に強化し、その裏付けとなる防衛費の相当な増額を確保する決意を表明しました。
麗澤大学の八木秀次教授は「与野党の一部が描く日本像は、悪しき戦争をした忌まわしい国で軍事力を振り回し国際秩序を脅かす。だから武力を持たせるにしても控えめでなければならないというもので、ウィークジャパン(弱い日本)の発想である。だが現在はアジア安定のために真逆の、ストロングジャパン(強い日本)が求められている」と産経新聞の正論で述べています。
まさに国際秩序の維持に責任を持ち、国際社会に貢献することが期待される国になってきたと私も思います。
隣国のロシア、北朝鮮の核・ミサイル発射、東・南シナ海進出で武力を背景とした軍事的台頭を続ける中国を牽制(けんせい)する意味からも、参院選が終わった今こそ日本の現実を直視した責任ある安全保障政策の描き直しを自公政権に期待します。