世界中から好かれている日本。子供たちが学ぶ大切さ。  滋賀県議会議員 ありむら国俊

2019年11月8日

アメリカのUSニューズ&ワールド・レポート誌は「世界最高の国」ランキング2019年版を発表しました。

企業家の精神、生活の質、市民の権利、原動力、文化的影響力、市場開放度、政治経済的影響力、冒険心、歴史的遺産の要素から集計した国家ランキングで日本は過去最高の2位に浮上しました。(1位はスイス)

一方、同誌は「海外からの評価が高いにもかかわらず、日本人は自分の国を悲観的に捉えている。もっと自信を持つべきだ」と指摘しています。

正にその通りで、この状態から脱却するために私たち大人もさることながら、子供たちが世界中から好かれている日本の現実を知り学ぶことの大切さを感じています。

親日教育を徹底するトルコ。日本に感謝する台湾。日本を尊敬するブラジル。日本に敬意を抱くパラオ。日本を絶賛するマケドニア。日本に憧れるタイ。日本を模範とするインド。日本を敬慕するマレーシア。全国民が親日と言われるベトナム。独立のために貢献してくれた日本に感謝するフィンランド。シンガポール、ミャンマー、フィリピン、カンボジア、インドネシア、ポーランド、フランス、イタリア、ベルギー、ハンガリー、エジプト、ウズベキスタン、モロッコ、パキスタン、イラン・・・など枚挙に遑がないです。

196カ国・地域のうち、74%の146カ国が途上国と呼ばれていますが、以前から日本のODA(政府開発援助)によって、多くの国が救われました。

翻って近隣国では、訪日中国人が自分の思い込みと異なる日本人に触れ意識が変わったと報道がありました。韓国は10代の78.6%が親日ということもあり、日韓関係の悪化はとても残念です。

それにしても、訪日外客数のベスト2が、中国、韓国というデータは興味深いところです。

日本の将来を担う子供たちに、なぜ我が国が世界中から好かれているのか。その理由を丁寧に教え、主体性と自尊心を高めることが最も重要と考えます。

悠久なる日本の歴史において、後世のために力を尽くしてきた先人の想いに心を寄せ、現代を生きる私たちも自分の国に自信と誇りを持つべきと思います。