安土バイパス、中部湖東幹線、岩倉バイパス。滋賀県議会議員 ありむら国俊   

2022年6月17日

 大津能登川長浜線/安土バイパスは、安土北腰越峠~安土町下豊浦にかけて安土山周辺を通過するバイパス計画です。先月(令和4年5月)、岡田彦士近江八幡市議が発起人代表となり「県道2号線安土バイパス整備促進協議会(善住昌弘会長)」が設立されました。私は顧問として参加させて頂きます。

安土バイパスの整備は、周辺の交通軸が一層強化されると共に沿線地域のまちづくりや至近にある安土城跡(2026年に築城450年)等の文化施設を活かした観光の拠点に大いに寄与するものです。

安土バイパス実現のために奔走してきた者として、関係される皆様と情報を共有し、これまでの課題(文化財保護等)が一定整理できたことからも早期完成へ向け、しっかり事業を進めたいと思います。

 併せて、滋賀県が近江八幡市域で計画している大津守山近江八幡線/中部湖東幹線、近江八幡竜王線/岩倉バイパスについて現状をご報告します。

中部湖東幹線は、大津市から守山市域まで整備が進んだ大津湖南幹線に接続する道路計画です。次の野洲市域から近江八幡市域への延伸に向け、野村町から牧町までの間の測量に着手して頂きました。

 岩倉バイパスは、六枚橋交差点や岩倉交差点の渋滞解消を目的とするバイパス計画です。既に用地買収にも着手して頂き、早期の工事着手に向けて県に働きかけています。

 新たな県道の整備を進める際には、将来を見据えてどのような型で・どのようなルートが最適であるか的確な判断が常に求められます。県東近江土木事務所(平松良哉前所長後任の山崎邦夫現所長)とも連携を密にして、これまでの県議会での実績と仕込んできた数々の計画を確実に実現するために、近江八幡市・竜王町・地元の皆様と一緒に考え着実に取り組みを進めてまいります。