日野川は、鈴鹿山系綿向山に源を発し、日野町、東近江市、竜王町、野洲市、近江八幡市の3市2町を貫流して琵琶湖に注ぐ、幹線流路延長約47km、流域面積約207km2の一級河川です。特に、河口から中流部にかけては天井川の様相を呈し、過去に何度も水害を被ってきました。
滋賀県では、かねてより日野川の改修事業を継続的に進めて参りました。私もさらなる事業進捗を図るために県議会一般質問で意見を示し、令和6年3月に東近江圏域河川整備計画を変更、日野川と善光寺川の合流点までとしていた「整備実施区間」を竜王町弓削地先の日野川大橋上流付近までの約2.6kmを延伸することが決まりました。あわせて、その上流の佐久良川合流点までの約6.2kmを今後「整備時期を検討していく区間」として、新たな位置付けが関係者の協力によりまとまりました。
日野川の改修事業の進捗状況については、河川整備計画の変更後から令和8年6月(今月)までの間、近江八幡市野村町地先から古川橋下流までの約3kmの区間において50年確率の降雨に対応する河道掘削および低水護岸の整備が進められました。JR琵琶湖線橋梁の架替えについては、令和4年度に着手、現在は橋脚等の施工、令和13年度末の完了に向けて順調に進捗しています。
さらに、JR橋梁から善光寺川合流点までの区間においても、下流に影響のない範囲で河道掘削が行われ、新たに整備実施区間に位置付けられた善光寺川合流点から祖父川合流点までの約1kmの区間で測量や設計を実施、竜王町域の早期工事着手に向けて準備が進められています。
これら事業の実施には、計画的、集中的に予算確保が必要なことから、滋賀県内を流れる全ての河川のなかでも、毎年最大規模の県予算を日野川の改修事業へ投入して頂いています。
滋賀県東近江土木事務所の久保雅則所長を中心に県市町職員、所属する日野川改修期成同盟会等、多くの関係者の連携により日野川をはじめ、管轄するその他の河川事業も着実に進められていることを皆様にご報告申し上げます。
