歴史でつなぐ滋賀の未来、日本一の滋賀を創る!   滋賀県議会議員 ありむら国俊

2022年12月17日

年の瀬も押し迫り、令和4年も余すところ18日となりました。あれやこれやと多忙な毎日をお過ごしの事と存じます。まさに、あっ!という間に過ぎ去る1年ですが、以前にご紹介したジャネーの法則を痛感しつつ本年最終の寄稿となります。

10日に開催の「ありむら国俊県政報告会」には大勢の方にご出席を賜り、篤く御礼を申し上げます。

さて、毎週欠かさずに観てきたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。歴史好きの私は、夏に鎌倉市の鶴岡八幡宮へ赴きましたが、いよいよ最終回が18日に放送されます。最後はどうなる?北条義時の命運は?などと三谷幸喜さんならではの描き方にSNSなどで様々な憶測が飛び交っています。昔も今も共通する人間の感情や事情を感取しながら最終回を楽しみたいと思います。

ところで私たちは「過去、未来」という言葉を何気なく使いますが、鎌倉時代にもその言葉が使われていたのか?ふと思い調べてみました。

結果「過去→いにしえ、未来→後の世」とシンプルに解釈するに至りました。

これを「鎌倉殿の13人」主役の北条義時(小栗旬)流でセリフを言うとしたら、首を少し傾げて「後の世の事は、後の世の方に任そうと思えば少しは気も楽になります」と姉の北条政子(小池栄子)に言う感じでしょうか。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私のスローガンは「日本一の滋賀を創る!」です。いにしえより時系列的に並べてみますと、竜王町においては後に平家を倒す源義経公ゆかりの元服の地があり、近江八幡市においては天下布武の織田信長公の安土城、第2代関白の豊臣秀次公の八幡山城が存在しました。天下統一の前後に活躍した武将の近江への想いを、今の滋賀、滋賀の未来につなげたい私自身の気持ちをスローガンに込めています。

これも「鎌倉殿の13人」初代別当の大江広元(栗原英雄)流でセリフを言うとしたら、背筋をピンと伸ばして「後の世へ想いをつなぐことが肝要」と政子や義時に指南する感じでしょうか。

最後になりますが、近江八幡市・竜王町の皆様には今年も格別のご厚情を賜りました。深く感謝を申し上げます。歴史でつなぐ滋賀の未来、日本一の滋賀を創る!ために来年もより一層の努力を重ねて参ります。皆様におかれましてもどうぞ良いお年をお迎え下さい。