歴史でつなぐ滋賀の未来part2。全員が主役です!

2023年1月25日

滋賀県議会議員 ありむら国俊


 私たちの体は125億個の細胞から成り立っています。とお話しをして下さった高齢の女性は  
毎朝「125億個の細胞さん!今日もよろしくね!」と自分に声をかけて気持ちを奮い立たせて
いるそうで、最初はすごいことをおっしゃるな~と思っていましたが、今ではなるほど!と思う
ようになりました。
 つまり、細胞はDNAとイコールであると気付いたからです。当然と言えばその通りですが、私
たちの身体は、ご先祖から、高祖父母、曾祖父母、祖父母、両親から受け継いできたもので、陸
上選手のバトンリレーに例えれば、命のバトンを受けとり、そして次の世代へ渡していくものと
理解したからです。
ですから、前回の寄稿で、過去を「いにしえ」、未来を「後の世」とシンプルに解釈したこと
により「後の世のことは後の世の方がきちんとされる。だから心配ご無用」という意味の発想が
生まれました。
 歴史でつなぐ滋賀の未来につきましても、時系列的に並べてみますと、竜王町においては源義
経公の元服の地があり、近江八幡市においては天下布武の織田信長公の安土城、第2代関白の豊
臣秀次公の八幡山城が存在しました。その他にも日本一の近江を目指した武将たちの想いを、今
の滋賀、滋賀の未来につなげたい私の気持ちを先般お伝えさせて頂きました。
 またそれ以上に、何百年、何千年もの時を経て、それぞれのご家系のご先祖様から授かってき
た125億個の細胞/記憶・願いと共に、今の時代を生き抜き、いずれ次の世代へ継承すること
が私たちの大切な役割と常々考えております。
今年も「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」の心境で精一杯頑張りたいと存じます。引き続き
のご指導を何卒お願い申し上げます。
追伸:
織田信長公(木村拓哉さん主演)の映画レジェンド&バタフライがいよいよ27日(今週金曜日
)から公開されます。地元の関係者&エキストラで出演された方々とも協力し合い、2026年
の安土城築城450年祭には「ぎふ信長まつり」驚きの60万人動員に負けないくらいの仕掛け
を全員で考えていきましょう!