1年間の務めを果たし、議長役を終えました。
お蔭様で大変貴重な経験をさせて頂き、滋賀県民の皆様に感謝申し上げます。
公務におきましては、県内を隈なく巡りほぼ休日のない日々でありましたが、これも議会を代表する立場において、誠に得難い機会を賜りました。
県内、13市3郡6町の自治体、民間含めた各種団体、政府、各省庁、国の近畿地方機関との協議など、滋賀県に係わる案件を関係者と協力し合い活動できましたこと、私自身とても勉強になりました。
ところで、滋賀県は、琵琶湖を真ん中に、湖東・湖西・湖南・湖北の4ブロックは、岐阜愛知・京都大阪・三重奈良・福井石川との歴史的交わりからそれぞれ特徴があります。
言葉使いやイントネーションも若干異なり、そういう意味において、滋賀県は実に面白い文化を持つ県と言えると思います。一方、県内4ブロックの地域間格差は正直あるように思いました。
また先日、大津市民の方が「ここは京都市大津区、買い物はいつも京都に行きます」と言われました。私は県民として残念な思いをしましたが、なるほど確かに、県土の均衡ある発展のためには県庁舎所在地が大変重要なポイントになると頷くことができました。
滋賀県政史上に習い、県庁舎移転の議論は必要と思います。滋賀県の中心に位置する近江八幡市や竜王町が県庁舎移転先であるべきと私は考えております。
明治期・昭和期の2度、滋賀県議会で県庁舎移転の白熱した議論が行われましたので、QRコードから、ぜひご覧ください。

