皇居宮殿 新年祝賀の儀 列立。 滋賀県議会議員 ありむら国俊

2025年1月21日

元日の1月1日、皇居宮殿で行われた、新年祝賀の儀にて、天皇皇后両陛下、皇族の方々と「正殿松の間」でお目にかかる機会を賜りました。

新年祝賀の儀は、宮中で最も格式ある儀式だそうで、内閣総理大臣、国務大臣、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官等、都道府県の知事・議会議長各9人、それぞれの配偶者が招かれ列立しました。

天皇陛下から「年頭にあたり国民の幸せと国の発展を祈ります」とのお言葉が深く心に染み入りました。

この度の名誉ある貴重な機会を賜りましたのも、滋賀県民の皆様のお蔭であり、深く感謝申し上げますと共に心より篤く御礼申し上げます。

 ところで先般、滋賀県政を車の両輪に例えてお話をさせて頂きました。「議会と執行部」は車の両輪、「政治と経済」も車の両輪、「県と市町」も車の両輪。では、車に乗っておられるのは何方なのか。その答えは県民の皆様であり、ハンドルを握っておられるのも、県民の皆様であると私は考えております。

政治の中では、一つひとつの政策がどんなに立派でも、県民の皆様のご支持とご理解が得られなければ、民主政治の実を上げることはできません。

 車の両輪に関連して、昨年末に某自動車会社の方から耳寄りな情報を伺いましたのでご紹介します。「これまでの車はスピードを競ってきたが、これからは、安全に目的地まで、人や物を確実に運ぶ車にシフトする。未来の車生産は電機メーカーが牽引することになる」とのことでありました。

私たちの身の回りは、あらゆる事柄が日進月歩で変化していきます。令和7年がスタートしましたが、今年もさらに、あっという間に過ぎ去る1年と思われますので「今年こそと思う心に今はなし」、「自らを愚かと知る自信と他者を見出す謙虚さが生命の両輪」と心得ながら、一瞬一瞬を、大切に味わい尽くしたいと存じます。

滋賀県民の皆様が、これまでの人生で、最も楽しく幸せな年となることを念じております。今年もご指導、ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。