近江のまつりフォーラムは、伝統文化の継承と振興を湖国滋賀の観光誘致に繋げ、地域の活性化を図り、もって滋賀県の発展に寄与するために「まつり・文化で滋賀を元気に!」する事業を推進する団体です。この度、近江のまつりフォーラムの総会が大津市内であり、顧問に就任させて頂きました。
構成団体は、近江八幡の火祭り(近江八幡市)左義長まつり・八幡まつり・篠田の花火、大津祭(大津市)、日吉山王祭(大津市)、長浜曳山祭(長浜市)、東近江大凧まつり(東近江市)の5団体・七つの祭です。
後世に祭りを継承するためには、人の繋がり、材料、知恵、技法、予算の確保が不可欠であり重要な条件です。伝統は、変えてはいけない大事な部分はこだわって伝承し、難しいところは時代に合わせたカタチで継続すること。そのようにして先達も代々受け継がれたものと思います。
予算の確保につきましては、引き続き、令和4年度の滋賀県当初予算に計上できるよう県当局と進めています。
湖国に本格的な春を告げる左義長まつりのルーツは安土にあり、信長公記には毎年正月に安土城下にて左義長まつりが盛大に繰り広げられ、織田信長公も異粧華美な姿で踊りだしたと記されています。
信長公の亡きあと、豊臣秀次公が八幡山に築城以来、日牟禮八幡宮を中心に祭事が営まれ、いよいよ、12日・13日には、左義長まつり「ダシ、渡御、大祭、奉火」が予定されています。