滋賀県議会議員 ありむら国俊
先月、東京都内の都道府県会館にて「全国都道府県議会議長会の総会」に出席しました。
47人の都道府県議会議長と一堂に会する貴重な場で、滋賀県議会を代表してご挨拶を申し上げ、改めて責任の重さを痛感しました。またこの度、全国都道府県議会議長会の副会長に就任させて頂きました。
総会後の「地方創生の懇談会」では、さらに伸びる東京圏の人口集中(将来推計)を踏まえ、
私は「日本全体で人口が減る、若者が減る、出生数が減るなかで、各地域が人口を取りあうような小手先の施策を打っても根本的な解決にはならない。もはやそういう段階にはなく、問題がさらに進行する現実に向き合い、それを前提として国全体、あるいは広域エリア(複数の自治体)でどのように道筋を描くかが課題である。進学などで東京圏へ赴いた若者の内、9割の男性が故郷へ戻り、9割の女性が東京圏に残るデータが示されているが、若者の気持ちは、本人に聴いてみないと本当のところは分からない。それぞれの地域で声を聴いておられると思うが、地域を越えて広域エリアで共有することも大事ではないか。この場がそうした場になれば良い」と意見を申し上げました。
翌日は、12時20分から30分間、首相官邸にて「内閣総理大臣と都道府県議会議長会の懇談会」に臨みました。
冒頭の5分間、全員でカレーライスを食した後に、岸田文雄内閣総理大臣、林芳正内閣官房長官、松本剛明総務大臣へ、近畿ブロック議長を代表して「保護司の安全確保、来年4月に開幕する大阪・関西万博EXPO2025の成功に向けて関西一丸となり取り組んでいることへの力添え」を要望しました。岸田総理からは直々に丁寧な回答を得ることができました。
当日の午後も東京は猛暑となりましたが、衆議院議員会館等へ赴き、要望活動を継続しました。
夏の暑さにもめげず、引き続き、滋賀のために頑張ります。
皆様におかれましても、一層ご自愛専一にてお願い申し上げます。