現在、滋賀県庁では令和6年度2月定例会議中で審議が続いています。
令和7年度当初予算案として一般会計の総額は6,462億円、前年度に比べ317億円、
5.2%の増となります。
主な歳入、県税の総額は1,950億円、前年度に比べ157億円、8.8%の増となってい
ます。
このうち、個人県民税は令和6年度に実施された定額減税の影響等がなくなり82億
7,730万円、14.9%の増収を、法人二税は堅調な企業業績を反映して52億8,770
万円、9.4%の増収を、それぞれ見込んでいます。
地方交付税は、地方財政計画の状況等を踏まえ、前年度に比べ40億円、3.0%の増となる
1,360億円を計上のほか、県債は27億9,120万円、4.7%の増となる625億
8,110万円が計上されています。
なお、臨時財政対策債は平成13年度の制度創設以来、初めて発行しないこととなっています
。
歳入の一般財源総額についても県税の増加等により、前年度と比べ166億円、4.8%増の
約3,624億円を見込んでいます。
また、歳入から歳出を差し引いた財源不足額は104億円となり、財政調整基金等を48億円
取り崩すとともに、財源対策的な県債を56億円発行することで収支均衡を図るとしています。
特別会計案は11会計で2,271億1,053万3千円。企業会計案は5会計で1,578
億520万円。その他、条例の一部改正案・廃止案、議決案があります。
私といたしましても、令和7年度当初予算案の成立へ向けて、適時適切な県議会運営に努めて
まいります。
さて来月、4月13日から「大阪・関西万博」が開幕します。9月には、県内市町・関係団体
・県民の皆様と11年前から一緒に準備を進めてきた「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ大会」が
いよいよ開催されます。
日増しに暖かくなり、湖国滋賀への桜前線が待ち遠しい今日この頃です。令和7年度も引き続
きご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
